今回の女子旅の目的地は、京都から新快速で48分、車で約1時間。都会から少し離れた「プチ田舎」滋賀県高島市マキノ。緑豊かな森林があふれ、琵琶湖の壮大な景色が広がり、見どころスポットが満載です。中でも、今回の女子旅に欠かせないのが、全国から大勢の観光客が訪れる「メタセコイア並木」。長さ2.4キロに渡って、道路の両脇に植えられた約500本のメタセコイアは、マキノを象徴するスポットです。 マキノ女子旅最初の目的地、マキノ高原へ向かう途中、色々なところで記念撮影をする観光客に遭遇。「す、すごい!」。「感動モノの風景!」。あちこちで歓声があがっています。そう、高原へのアプローチは、メタセコイア並木を通って行く道のり。自撮りをするカップルや、楽しそうに記念写真を撮る外国人観光客を横目に、あせる気持ちを必死に抑えて、まずは最初の目的地「マキノ高原」へ向かいました。
平成20年に「森林セラピー基地」に認定された、ここマキノ高原。今回はマキノ高原セラピーロード「調子ケ滝コース」で、森林セラピー体験をしちゃいます。水源の森案内人のガイドさんを引き連れ、いざマイナスイオンたっぷりの森の中へ! 目指すは約1.3キロ先の調子ケ滝。緩やかな道をゆっくり歩いていくと、色とりどりの植物、静けさの中で聞こえる風になびいた木々の声、どこか懐かしい土の香り…。普段の喧騒を忘れ、体がリラックスしてくるのが分かります。心が安らぎ、森と一体になるような何とも言えない爽快感です。
「ザー、ザー」。静かだった森の中に、徐々に轟音が近づいてきました。杉の大木の回廊を抜けると、そこには全長13mの調子ヶ滝が私たちの訪問を歓迎するかのように、激しい水しぶきを上げています。壮大な森の中の滝は、絶景の一言。これ以上ないような「癒し」を感じます。 マキノ駅から車で約10分のマキノ高原。この森林セラピーは1年中楽しめます。四季折々の木花を楽しむのもよし、真っ白になった冬景色で心を癒すのもよし。森の中で深呼吸するのが、こんなに気持ちいいとは大発見でした。
約2時間の森林セラピーを終えてお腹ぺこぺこになった女子たちは、森を抜けたらすぐの場所にある温泉併設の「さらさレストラン」へ直行! ここでは地元産の食材をふんだんに使ったランチに舌鼓。琵琶湖産のイサザの佃煮に、郷土名産の「こまぶしの造り」。マキノ産の「ふーちゃん椎茸」の天ぷらに、珍しいマキノ産黒米を使用した「黒米栗ごはん」等々、まさにマキノ三昧のランチを堪能しました。
レストラン(マキノ高原温泉さらさ内)
《住所》滋賀県高島市マキノ町牧野931-3 《電話》0740-27-8126 《営業時間》平日11:00〜20:00(ラストオーダー19:30)/土日祝祭日11:00〜21:00(ラストオーダー20:30) 《定休日》毎月第2・4水曜日(但し祝祭日の場合はその翌日) 《URL》http://www.makinokougen.co.jp/publics/index/10/
お腹もふくれたところで、今度はマキノのレジャースポット「マキノピックランド」へ。ピックランドでは、この施設では初の試みとなる「アップルパイづくり」に挑戦。作り方はとても簡単で、パイ生地を思い思いの形に切り抜いて創作し、ランド内の果樹園で獲れたリンゴを使った自家製ジャムをパイ生地に包むだけ。
焼く前だけど仕上がったパイを見て、参加者たちは大満足。さすが皆さん慣れた手つきで、どれも可愛らしい作品となっていました。 どんなパイが焼きあがるかドキドキ胸を膨らませながら、いざ窯へ向かいます!
普段はピザを焼くために常設された屋外の窯に入れて焼くこと約30分。たったこれだけでこんがり色のアップルパイが完成! さっそく熱々のアップルパイをその場で試食し大盛り上がり。 「美味しい―、最高」。外はサクサク、中はジューシーな手作りアップルパイの、あまりの美味しさに女子たちは、大はしゃぎしながらあっという間にペロリ…でした。
マキノピックランド
《住所》滋賀県高島市マキノ町寺久保835-1 《電話》0740-27-1811 《休園日》水曜日(祝祭日は翌日)
《URL》http://xn--ncke3dzaw0b5dze4d.com/
デザートで満腹になった一行は、1日の疲れを取るため温泉へ。森林セラピーを行ったマキノ高原に位置するマキノ高原温泉は、水着着用で家族や友達と楽しめる男女混浴の「バーデゾーン」と、男女別浴室で露天風呂も堪能できる自慢の温泉があります。バーデゾーンには、まるでプールのような大きい浴槽に、ジャグジーやお風呂の中を歩く「ウォーキングゾーン」があって、子供たちも楽しめます。温泉の泉質は、神経症や筋肉痛に効能があるラドン・フッ素イオン含有アルカリ性単純温泉。1日の疲れを癒したところで、本日の宿泊先、琵琶湖畔の「白浜荘」へ。
マキノ高原温泉さらさ
《住所》滋賀県高島市マキノ町牧野931-3 《電話》0740-27-8126 《営業時間》平日10:00〜21:00(最終受付20:30)/土日祝祭日10:00〜22:00(最終受付21:30) 《定休日》毎月第2・4水曜日(但し祝祭日の場合はその翌日)※定休日前日はバーデゾーンの営業時間を変更する場合があります。 ※保守点検などにより、臨時休業することがあります。
《URL》http://makinokougen.co.jp/publics/index/9/lics/index/10/
全国の渚百選に選ばれた近江白浜の目の前。自然に囲まれた湖畔の白浜荘は最大収容人数350人の大型旅館。専用体育館やオートキャンプ場も併設しており、学生の合宿などにも最適。今日の夕食は白浜荘腕自慢の料理人が作った彩り豊かな会席膳。中でも肉汁があふれ出す近江牛陶板は絶品! さらに、白浜荘おかみさんの自家製鮒ずしも注文することができます(別料金)。お酒も梅酒やワインをはじめ、地元民がこよなく愛する地酒「竹生嶋」を食事のお供に、大満足のディナータイムになりました。
白浜荘
《住所》滋賀県高島市安曇川町近江白浜 《電話》0740-32-0451
《営業時間》チェックイン/アウト 15:00 / 10:00 《URL》http://www.shirahamaso.co.jp/
白浜荘から歩いて1分。近江白浜での星空観賞が本日ラストのイベント。晴れた日には、琵琶湖の上に広がる星空が鑑賞できますが、この日はあいにくの曇り空。そこで予定を変更し、湖畔での花火大会を開催することに。花火を片手に、湖畔を走り回った女子たち。まるで子供のころに返ったかのような、はしゃぎぶりでした。
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