滋賀・びわ湖女子旅プロジェクト 田中愛さんが巡る！古きよき伝統の町並みとご当地グルメを満喫する滋賀女子旅

若かりし日の豊臣秀吉が整備した城下町・長浜。駅前には、秀吉と石田三成の出会いのエピソードとして有名な「三献の茶」の一幕を表現した銅像があります。滋賀県北東部（湖北地方）の中心地で、琵琶湖のほとり、ということから、なんとなく「遠い」というイメージがありましたが、新幹線を利用すれば、東京から長浜まで約2時間（米原から在来線）。実は意外と気軽に行けるところなんです。

散策前に「びわこレストランROKU」でランチタイム。江戸末期の醤油問屋の建物を改装したというだけあって、店内はとても広々としています。フレンチベースの遊び心あふれる創作料理が楽しめるこのお店で、「ROKUワンプレートランチ（税抜き価格1800円）」を頂きました。メインメニューは近江牛や新鮮な魚のフリッターなどから選べます。ふたりとも美味しい料理に舌鼓！　さらに、信楽焼きの器も素敵でした。

グラスの中にお好みの色砂を入れ、かわいいガラス細工の小物を並べて、仕上げに透明なジェル状のキャンドルを流しこむと、自分だけのオリジナルキャンドルが出来上がります。選べる小物の種類が豊富すぎて迷っちゃいます。ふたりともクリスマスが近いのでかわいいサンタさんの小物をチョイス。初めての体験でしたが、指導員さんのアシストもあり、とってもキレイなキャンドルを作ることに成功したのでふたりとも笑顔に。

・ステンドグラス体験、とんぼ玉体験、フュージング体験、バーナーワーク体験など子供から大人まで楽しめる多彩な体験メニューがあり、吹きガラス体験は短時間でも楽しめる。

彦根城内の玄宮園で、江戸文化の贅を尽くした池泉回遊式の庭園をライトアップした夜間特別公開があると聞き、長浜駅から電車に乗ってやってきました。紅葉した木々、そしてそれらが水面に映る様子は、とっても幻想的。お庭をうっとりと眺めていると、そこに園内をパトロール（？）する「ひこにゃん」と遭遇！　18時から30分だけのご登場とのことだったので、出会えてとってもラッキーでした。

彦根～長浜間は電車で約15分。ホテルに戻ると、ちょうど夕食のお時間。ホテル内の「和風レストラン太閤」で、「近江牛陶板会席」を食べました。どのお料理も絶品ですが、特に近江牛の陶板焼きは、まさに舌がとろけるような美味しさです。地元の味を堪能した後は、長浜太閤温泉で一日の疲れをゆっくり癒します。茶渇色で湯冷めしにくいのが特徴で、秀吉に待望の初子が誕生したことから“子宝の湯”と呼ばれるようになったとか。