現在私は、日本旅行の国内パッケージツアー「赤い風船」の商品企画業務を担当しています。また各店舗に掲出されているパンフレットも制作しています。「赤い風船」と言えば、当社を代表する看板商品。各店舗の販売員が自信を持ってお客様にお勧めできて、実際に購入されたお客様にも満足いただける商品でなければなりません。自分のアイディアを商品化できるやりがいのある仕事であると同時に、売上にも大きく影響する仕事なので、その責任は重大です。
商品企画は、当部門が主幹を務める企画会議から始めます。会社としても注力して販売する商品なので、販売部門や仕入れ部門も出席します。そこで現商品の見直し、他社との比較・分析に加え、直近の市場調査の結果、新しい素材や情報などを検討し、各エリアの販売方針を決定。各エリアの担当者が具体的に企画を練り上げていきます。ある程度企画が固まったら、仕入部門が宿泊先や交通機関などと交渉しますが、企画担当者が直接現地に赴いて、交渉することも少なくありません。
パンフレットの制作では、商品の魅力がお客様に十分に伝わるように、掲載原稿、ページ構成、デザインを入念にチェック。同時に各店舗で予約が取れるように、会社のシステムに商品データを登録します。こうした商品企画やパンフレット制作は、地域の特色に合わせて、年に数回に分けて行っています。