長期の休みが取れると、バックパックひとつ背負って海外へ飛び出すくらい、旅行が好きな私。そんな私が今、旅行という商品を営業できていることは、本当にうれしいことだと思います。もちろん、旅というもの自体楽しいものですが、もうひとつ感じるのは、「商品」としての旅行の魅力。旅行というものはもちろん、形のある商品ではありません。そのため、誰が・どこで・どのような旅行を販売するかによって、お客様にお届けできる旅行は、まるで変わっていきます。提案力や細かな気配りによって、形のない商品に大きな付加価値を付けることができる…旅行の魅力は何倍も大きくなります。営業としての能力を存分に活かせるのではないかと期待して、日本旅行に入社しました。
現在は、法人営業として、企業や団体のお客様を対象に、団体旅行やインセンティブツアーなどのご提案を続けています。
私が仕事をする上で心掛けていることは、お客様の旅行に対する“思い”を共有すること。くつろぎなのか、刺激なのか、手頃さなのか…お客様それぞれに、その旅行に求めるものや、こだわりは異なります。あくまで親身になってその思いを汲み取ることが、より良い提案につながるのではないかと、日々の営業活動を通して感じています。
こんなに人に喜んでいただける仕事にはなかなか就けないと思います。例えば、私が営業活動の末に受注した、ある企業様の団体旅行でのこと。次の旅行の際に「日本旅行の坂井さんに頼みます」と、私のことを指名してくださったのです。旅行を通してお客様に喜んでいただけることは、この仕事ならではの喜びなのではないでしょうか。
仕事では大変なことも数多くありますが、そんな中でも着実にそのハードルを乗り越えることができるのは、周りの人の温かさに支えられているから。日本旅行は、働く人一人ひとりのキャラクターも明るく豊かで、面倒見の良い先輩や頼れる同僚にも恵まれています。
お客様との出会い、そして社内の仲間たちとの触れ合い。様々な人々の関わり合いを大切にしながら、多くの人に喜んでいただける仕事を、これからも続けて行きたいと思います。
強烈な思い出、ネパール一人旅
旅の思い出は色々ありますが、一番強烈な印象を残したのは、入社1年目の正月休みを利用して出かけたネパールでの出来事。一人旅だったのですが、現地で知り合った2人の少年に騙されてお金を要求されるというハプニングに見舞われました。それでも現地の、まるで中世のような街並みや、そびえるヒマラヤ山脈の圧倒的な存在感、温かい人々との交流など、アクシデントを補って余りあるくらいのパワーをもらい、充実した時間を過ごしました。