日旅People

樋本 明日美

「楽しかった」の一言のために、日々、全力投球する

 現在、私は修学旅行、部活の遠征、語学研修など学校関係の旅行を取り扱う教育旅行チームに所属しています。日々の営業活動に始まり、企画作成・プレゼンテーション、そして添乗業務まで、仕事の内容は多岐に渡ります。特に修学旅行は、学校生活において生徒さんたちが最も楽しみにしているイベントの一つ。出発までの間、先生方とビジョンを共有し、細かいご要望にも対応しながら1年以上かけて準備を進めていきます。大事な生徒さんを預かるので安全の確保が最優先で、添乗中は非常に緊張感がありますが、生徒さんから「楽しかった」と言われた時のうれしさは言葉になりません。今までの苦労もすべて吹き飛びます。
 学校側が修学旅行を発注する旅行会社を複数の候補から決める際、プランの比較検討だけでなく、仕事のパートナーとして各社の営業担当者の比較もされています。実績がなくまだ経験の浅い私にご発注いただいたときは、自分自身を評価してくださったことを本当に嬉しく思います。また、自分の努力次第で新しいお客様と信頼関係が築けるところが営業の魅力だと感じています。 
 今は国内の修学旅行を主に担当していますが、今後は海外の修学旅行にも携わりたいと思っています。また私自身、好奇心旺盛でどんどん新しいことに挑戦したいと思う性格なので、企業の旅行事業、国際交流などの分野にも挑戦し、旅行の魅力を一人でも多くの人に伝えていきたいですね。


かけがえのない経験ができる、それがこの仕事の醍醐味

 私が全国で一番好きな場所は、沖縄・八重山諸島にある「竹富島」です。その竹富島への修学旅行を手がけられた事が最も印象に残っています。この旅行では初めての試みが多く、私にとっては挑戦の連続でした。特に現地の方々に新しい体験学習プログラムを作っていただいたときは、準備に非常に苦労しました。それでも、自ら現地に赴き、自分の思いやビジョンを現地の方に伝えた結果、こちらの熱意が伝わり、最終的には快くご協力いただくことができました。結果は大成功。最終日に竹富島を出発する際、島の方々に見送っていただいたときは、涙の別れとなったほど島の方々と生徒さん達の親交が深まりました。生徒さんからも「また来たい!」「楽しかった!」という声をいただき、かけがえのない、この仕事ならではの経験ができたと思っています。


私の旅MEMORY

世界観を変えた遊牧民とのふれあい

 大学時代、内モンゴルへの旅行は忘れられない思い出です。朝から夜まで一日中、モンゴルの大草原を馬に乗って走り続けました。距離はなんと合計180キロ!さすがにお尻の皮が一枚剥けましたが、そのときの地平線は圧巻の風景でした。
 他にも日本では決して見ることができない雄大な草原や満点の星空、遊牧民の方々とのふれあいは、これまでの私の人生観、世界観を変えるほど感動的でした。あらためて旅行の魅力を感じましたね。


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