カメラ片手に大人の秋旅！岐阜県のフォトジェニックな紅葉スポット

この度2024年1月1日に発生した能登半島地震により、被害状況によっては営業されていない場合がございます。

【岐阜市】大智寺　※見頃：9月中下旬（彼岸花）/11月中下旬（紅葉）

◆瓦×紅葉趣あるコラボレーション◆

via photo by 小林淳

約800年前、天台宗の寺院として建立されたのち荒廃したところを、当地の北野城主・鷲見美作守保重（すみみまさかのかみやすしげ）が菩提寺として再建した寺「大智寺」。

岐阜県指定史跡となっている松尾芭蕉の弟子・各務支考（かがみしこう）の住居「獅子庵」や県下2位の大きさを誇る樹齢約700年の巨大ヒノキ、市松模様の苔庭「無相の庭」などがあり、古くから守られ続けた日本の歴史を感じることが出来ます。

via photo by 小林淳

撮影ポイント：印象的な「信長塀」をななめに

写真の中でなめ線を意識すると奥行きが出て躍動感ある写真が撮影できます。
「信長塀」に、初秋の彼岸花や晩モミジを配した構図は和の美さを感じられる一枚となるでしょう！
※植え込みや苔のある場所へは立ち入り禁止。

【住所】
岐阜県岐阜市山県北野668-1

【アクセス】
車：関広見ICから約10分
バス：JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から「N72中濃庁舎」行き乗車、「三輪」下車、徒歩約15分

公式HP

【岐阜市】大龍寺　※庭園の特別公開：4月中旬、11月上旬9時～16時

◆カメラの準備を忘れずに！期間限定フォトスポット◆

via photo by 小林淳

境内に約５mの達磨大師坐像が安置され、「だるま観音」として広く知られるお寺「大龍寺」。
境内の庭園や裏山に植えられた約1,200本のドウダンツツジが色付く秋には、期間限定で庭園が一般公開されます。

撮影ポイント：室内からの額縁構図

額縁構図とは、写真の中に額縁のような枠をつくり奥行きや立体感を出す構図のこと。
ドウダンツツジをよりダイナミックに撮影することができます。
水平・垂直を正確にすることがポイントです！
※建物内は三脚禁止。

【住所】
岐阜県岐阜市粟野2339

【アクセス】
車：岐阜駅から約30分
バス： JR岐阜駅（12番乗り場）または名鉄岐阜駅（4番乗り場）から「Ｎ72～86」高富方面乗車、「高富大竜寺前」下車、徒歩2分

公式HP

【関市】川浦渓谷　※見頃：10月下旬～11月上旬

◆この秘境、一見の価値あり◆

板取川上流の山奥に位置する「川浦渓谷（かおれけいこく）」は、飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれた紅葉の名所。
高さ40～50mに切り立った岩の断崖はまさに荘厳であり、エメラルドグリーンに輝く水面と色鮮やかな紅葉が神秘的絶景を作り出します。
渓谷に響く水の音に聞き入りながら、20分程度の遊歩道を散策するのもおすすめです。
密になりにくくマイナスオンを感じられる絶景スポットで、癒されてみてはいかがでしょうか。

撮影ポイント：遊歩道にある東屋から

東屋から水面と紅葉が入る構図がおすすめ！
トンネル先の駐車場に車を停め、壮大かつ神秘的な絶景を写真におさめましょう。
※足元の安全に十分ご注意ください。

【住所】
岐阜県関市板取川浦

【アクセス】
車：東海北陸自動車道美濃ICより約70分

【大垣市】円興寺　※見頃：11月中旬～下旬

◆名所かつ穴場！？◆

790年に開山された岐阜県屈指の古刹「円興寺（えんこうじ）」は、源氏一族の菩提所として位牌や石塔などが本堂に多く残されています。
飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれた紅葉の名所であり、あたり一面を覆い尽くすように色付く紅葉はとても鮮やかです。

山頂にある旧円興寺跡地までハイキングコースも整備されており、散策しながら楽しむことができます。
小さなお寺なので、ゆっくりと情緒溢れる紅葉を楽しみたい方におすすめです。