旅行業も鉄道も、基本的な部分は変わらないと思う。ともに人で成り立っている商売だ。人を育てることや、人材を大切にすることが大事。人の力を最大限に発揮できるようにしなければならない。そして、その前提はコミュニケーションではないかと思う。組織の中のコミュニケーションをしっかりすることが重要だ。
実際に入社して、それは確証に変わりました。一見華やかな旅行業界ですが、その実、お客様に満足いただけるサービスを提供することは決して易しくありません。お客様への細やかな心配り、様々な手配と折衝、そして徹底した確認作業…そんな地道な仕事の積み重ねによって、初めてお客様に安全で快適な旅のおもてなしが提供できるのです。それでも日本旅行の社員は、そんな苦労は臆ともせず、明るく熱心に仕事に打ち込んでいます。職場は活気に溢れ、皆が仕事を楽しんでいます。このアグレッシブかつアットホームな社風は、社員一人ひとりが作り出しているのだな、とつくづく感心しました。きっと、これが日本旅行の強みなのだと思います。
現在私は大阪教育旅行支店に所属し、主に堺市全域の公立中学・高校のお客様を担当しています。毎日、足繁く学校を訪問し、修学旅行や遠足、先生の個人旅行などをご案内しています。修学旅行のピークとなる春と秋には添乗業務も加わります。関西は、九州・沖縄、長野方面への修学旅行が多いですね。ほとんどの場合、受注に際しては他社との競合になりますので、まず学校の傾向や特色、先生の意向を十分にリサーチすることが肝心です。そこに上司や先輩のアドバイス、同僚からの情報、さらに旅のトレンドなどを加味してプランを練り上げていきます。
この仕事で大切なことは確認を怠らないこと。そして正確な情報を先生たちと共有することです。曖昧な情報や些細なニュアンスの違いが、旅先で大きなトラブルになりかねません。それでも、生徒さんたちが無事に旅を楽しまれたときは疲れも吹っ飛びます。今後も先生たちとの信頼関係を深めながら、営業として経験を重ね、今までにない付加価値の高い旅をご提案していきたいと思います。
親しい同期と賑やかに、鳥取への日帰り旅行
新入社員研修で仲良くなった同期と、車に乗って日帰り旅行によく出かけます。最近は、「水木しげるロードに行きたい」という軽いノリで鳥取へ。境港の海鮮丼を食べ、水木しげるロードに行って楽しみました。旅は行き先よりも、誰と行くかを重視するタイプ。やはり気の置けない仲間たちとワイワイ出かける旅は何より楽しいものです。