タイ好き必読!こんなに変わった!コロナ後のバンコク2022最新情報

2022年9月下旬にバンコクに行ってきました。日本とタイの観光往来がほぼストップしていたこの2年あまりで、街のあちこちでちょっとずつ変化があったようです。そんなコロナ後のバンコクの最新情報を旅レポでお伝えします。

2023年1月24日 更新 7,136 view Clip追加

この度2024年1月1日に発生した能登半島地震により、被害状況によっては営業されていない場合がございます。

【バンコクアップデート情報・エピソード0】

タイ入国時のワクチン接種証明書や陰性証明書が不要に

バンコク・スワンナプーム空港

バンコク・スワンナプーム空港

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バンコク情報の前に、タイ入国情報ということでエピソード0です。
2022年10月1日より、それまで外国人観光客がタイ入国時に必要だった、ワクチン接種証明書や陰性証明書が不要となり、タイ入国時に限っていえばコロナ前の状態に戻りました。
※日本帰国時の情報につきましては、「外務省海外安全ホームページ」等にてお確かめ下さい。

【バンコクアップデート情報・エピソード1】

天井画で人気の寺院、ワット・パクナムに黄金の大仏が出現!

ワット・パクナムの大パゴダ最上階にある天井画

ワット・パクナムの大パゴダ最上階にある天井画

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ワット・パクナムは、バンコク西の郊外にある寺院。敷地内の大パゴダ最上階にあり、仏陀の生涯図が描かれた極採色の天井画は、コロナ前からSNSで話題になり人気でした。
コロナ禍で一時訪問者も減っていましたが、今回は外国人観光客でいっぱいでした。
2021年に完成した高さ69メートルの大仏

2021年に完成した高さ69メートルの大仏

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ワット・パクナムのアップデート情報です。大パゴダのすぐそばには、巨大な黄金の大仏が出現していました。
瞑想姿としては世界最大のブロンズ製の大仏で69メートルの高さ(参考:奈良の大仏の高さ約15メートル)で、バンコクの新たなランドマークの一つともいえましょう。
観光客があまり入らない本堂へ

観光客があまり入らない本堂へ

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今回はバンコク在住の知人と一緒に訪れましたが、ワット・パクナムは「実は本堂が隠れたおすすめ」ということで、観光客はたいてい素通りしてしまうという本堂に入ってみました。
ゆるーいタイ時間の本堂内

ゆるーいタイ時間の本堂内

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本堂に足を踏み入れると、外の喧噪から雰囲気が一変。静けさと厳かな雰囲気の本堂内には地元の人々やお坊さんたちしかおらず、ネコも安心してお昼寝、そこにはゆるーいタイ時間が流れていました。
「サンカターン」の様子(本堂にて)

「サンカターン」の様子(本堂にて)

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本堂の奥では、地元の家族が僧侶に喜捨をする「サンカターン」を見ることができました。喜捨するものは、法衣、薬、日常品、食料品など様々。これらがセットになって売られているのを、スーパー等で見かけることもあります。仏教徒が大多数を占めるタイならでは風習の一つですね。
この本堂では、観光地ではあまり触れられないバンコクの息づかいをちょっとだけ感じることができました。

ワット・パクナム

【所在地】
300 Ratchamongkhon Prasat Alley, Pak Khlong Phasi Charoen, Phasi Charoen, Bangkok 10160

【開館時間】
08:00~18:00

【定休日】
なし

【アクセス】
MRTバンパイ駅より徒歩約12分

【バンコクアップデート情報・エピソード2】

ラチャダー鉄道市場跡地には「ザ・ワン・ラチャダー」がオープン

閉鎖されたラチャダー鉄道市場

閉鎖されたラチャダー鉄道市場

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フォトジェニック・スポットとして、バンコクでも有数の観光地の一つだったラチャダー鉄道市場。コロナ禍に入って外国人観光客が激減、撤退する屋台も相次ぎ、惜しまれつつも2021年に閉鎖されてしまいました。
2022年9月にオープンした「ザ・ワン・ラチャダー」

2022年9月にオープンした「ザ・ワン・ラチャダー」

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市場閉鎖後しばらくは空き地になっていたようですが、今回訪れてみるとそこには「ザ・ワン・ラチャダー」という新しい市場が誕生していました。ちなみに訪れたときは、オープンしてからまだ一週間程度とのことでした。
以前の市場よりも整備されて飲食スペースも充実

以前の市場よりも整備されて飲食スペースも充実

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訪問した時は、オープンしてから一週間しか経っておらず、以前の市場に比べるとお洒落な雰囲気になっていて、通路も広く歩きやすくなっていました。
ちょっと残念だったのは、屋台の屋根の色が白一色に統一されていたので、カラフルな屋台の屋根の写真が撮れなくなってしまったことですね。
骨付き豚肉が巨大なタワーになっているレーンセープ

骨付き豚肉が巨大なタワーになっているレーンセープ

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「ザ・ワン・ラチャダー」で今アイコン的な存在になっている料理が、巨大なレーンセープ。もともとレーンセープとは骨付き豚肉の入った辛いスープのことですが、いつしか骨付き豚肉がタワーのようになり、それが写真映えするということで話題になっているようです。もはやスープの体では無い気がしますが。

ザ・ワン・ラチャダー

【所在地】
Ratchadaphisek Rd. Dindaeng, Bangkok 10400

【営業時間】
17:00~24:00

【定休日】
なし

【アクセス】
MRTタイカルチャーセンター駅 (Thailand Culture Center)より徒歩約3分

【バンコクアップデート情報・エピソード3】

老舗ショッピングモールのMBKには「ドンドンドンキ」が開店

タイっぽさを感じる老舗のモールMBK

タイっぽさを感じる老舗のモールMBK

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昨今のバンコクは大型ショッピングモール全盛。お洒落で煌びやかな巨大モールが、この10年ほどで次々とオープンしています。
でもタイらしさを感じたい、安く買いたいという方におすすめなのは、MBK(マーブンクロンセンター)でしょう。1985年オープンでバンコクのショッピングモールのはしり、今や老舗中の老舗です。
MBKの「ドンドンドンキ」 桜飾りのどぎつい色がタイを...

MBKの「ドンドンドンキ」 桜飾りのどぎつい色がタイを感じさせます

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MBKには長らく日本のデパート東急百貨店が入っていましたが、競争激化やコロナ禍で2021年に35年の歴史を閉じました。
そのあとには、同じく日本の「ドンキホーテ」の東南アジア仕様、「DON DON DONKI(ドンドンドンキ)」がオープンしていました。
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「ドンドンドンキ」からMBKの本館に入ると、地上7階建ての広大なビルのなかに、洋服・ファッション、民芸品、貴金属、革製品、電気製品、様々なジャンルの約2,500の店がひしめいていました。
とにかく物が豊富で安いという印象で、とても活気がありました。
無数のお店がカオス的に雑居しており店内マップもありませんので、気に入ったものがあれば、その場で買わないと二度と見つけられないかも知れません。
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お土産として買って帰りたくなるような商品も多く、お花やフルーツの形にカービングされた石鹸やレモングラスやココナッツのアロマ商品、象のキーホルダー、民芸品の小さなポーチなど、配りものにはよいかも知れません。
また1階には「トップス・マーケット」というスーパーもがあり、お菓子類のお土産ラインナップも揃っていました。
タイでは店員さんがスマホ見てるのが標準形?

タイでは店員さんがスマホ見てるのが標準形?

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MBKで特に有名なのは電化製品、スマホと周辺機器。ここはタイ人のお客さんが多く、外国人観光客にはあまり縁が無いかもしれませんが、スマホカバーはタイっぽかったり、日本ではあり得ないデザインもあり、記念に買っても面白いかもしれません。
タイでは店員さんがスマホに夢中が普通で、個人的にはタイの癒されポイントの一つです。写真では両サイドの店員さん全てがスマホに夢中になっている様は見事ですらあります。
フードコートのカオムーデーン(タイ風チャーシュー丼)

フードコートのカオムーデーン(タイ風チャーシュー丼)

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MBKで是非訪れてもらいたいのは、6階にあるフードコートです。カオマンガイ、ガイヤーン、各種カレー、カオソーイなどタイ各地の料理やタイ中華、その他和食、インド料理などが屋台価格で食べられます。お洒落な感じではありませんが清潔で、昔からのタイのフードコートの雰囲気を楽しむことができます。

MBK(マーブンクロンセンター)

【所在地】
444 8th Fl. MBK Center Phayathai Rd., Pathumwan Bangkok 10330

【営業時間】
10:00~22:00

【定休日】
なし

【アクセス】
BTSナショナルスタジアム駅から4番出口からすぐ

バンコクは11月頃から乾季の旅行シーズンへ

今年に入ってタイの水際対策は緩和が一挙に進み、ずいぶんと気軽に行けるようになりました。
バンコクではまもなく雨季が終わり、いよいよ乾季の旅行シーズンを迎えます。皆さんも、自分だけのバンコク・エピソード探しにお出かけになられてはいかがでしょうか。

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