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今回は青森県の三八上北エリアにある、十和田の魅力を撮る女子旅をご紹介します。
青森県は本州最北端に位置し、県中央には奥羽山脈があり、東は太平洋、西は日本海に面しています。東西で異なる歴史・気候・文化・風土がはぐくまれ、みどころ満載です♪
1日目
11:30
農園カフェで野菜たっぷりのヘルシーランチ
十和田市や七戸町からなる上北地域は野菜作りが盛んな土地。おいしい野菜を味わうなら、自然に囲まれた「農園カフェ日々木」へ。築50年を超える古民家を再生したモダンな店内で、地元の旬の食材を使った野菜中心のメニューが味わえます。なかでもおすすめなのが、毎日40食限定の「農園かご盛りランチ」。竹かごの中に季節の味が6種類盛り込まれています。素材の味を生かしながらカロリーや塩分にも気を使った料理は、見た目にも美しく、さまざまな味が一度に楽しめると好評です。
13:00
好みの布を織り込んでオンリーワンの作品をー南部裂織体験(1)
青森県南部地方の伝統工芸品「南部裂織」は、さまざまな色や柄の布を織り込んで作られるカラフルな織物。江戸時代、綿の栽培が難しかった雪国では他の地域から運ばれてきた布を大切に使い、最後には裂いて織り込むという女性の知恵から生まれました。
そんな南部裂織の制作を体験できるのが、匠工房「南部裂織の里」。南部裂織保存会の先生に教えてもらって、約1時間で20cm×25cmのテーブルセンターを織ることができます。
好みの布を織り込んでオンリーワンの作品をー南部裂織体験(2)
約60台もの機織り機(地機)がそろっている匠工房「南部裂織の里」。まずは、好きな色の経糸がかかった地機を選ぶことからスタート。仕上がりを思い浮かべながら、横糸となる緯(ぬき)にあたる布を組み合わせていきます。さまざまな布を組み合わせながら織っていくと、世界に一枚しかない南部裂織の出来上がり!記念写真を入れた体験証までもらえます。保存会の方が作られた作品の展示や販売もされているので、おみやげにもおすすめです。
14:30
十和田市現代美術館で個性豊かなアートと向き合う
官庁街通りに建つ白亜の建物が、国内外の現代アート38点を展示している十和田市現代美術館。正面入り口で出迎えてくれるカラフルな馬の彫刻や、4mもある巨大な女性の像など、ユニークな作品がいっぱいです。屋外にも作品があり、通りの向こう側にあるアート広場には、水玉が印象的な草間彌生のアートも。屋外の作品は撮影できるので、お散歩しながらお気に入りのアングルを探してみて。
17:30
ゆったりくつろげる、ホテル十和田荘へ
広々とした館内と充実した設備がうれしい「ホテル十和田荘」に宿泊。和室を中心とした客室のほか、滝が流れる広場やねぶたを展示したロビーなど、ほっとくつろげる空間があちこちに用意されています。広い大浴場でのんびり温泉に浸かれば、旅の疲れもすっかりリフレッシュ。郷土料理が並ぶ夕食を味わえば、翌日に向けてパワーチャージも完了です。
2日目
5:00〜7:00
早朝の十和田湖で爽快!カヌー体験
青森と秋田の県境にあり、神秘的な美しさをたたえる十和田湖。ちょっと早起きして、早朝の湖で遊覧はいかが?「グリーンハウス」のカヌーツアーなら、湖と自然の美しさや心地よさを思う存分体感できます。ガイドさんがレクチャー&サポートしてくれるので、初心者でも大丈夫。湖上をゆったり漂いながら、ビューポイントを目指しましょう。入り江でのほっとくつろぐティータイムも待っています♪
9:15
心も体もリフレッシュ!原生林に囲まれた奥入瀬渓流
十和田湖からの清流が原生林の中を流れる、奥入瀬渓流。豊かな緑と清らかな流れが織りなす景観が見事な、日本でも有数の景勝地です。渓流沿いには散策路が設けられているので、気軽に散策を楽しむことができます。新緑や紅葉など四季折々の美しさと、マイナスイオンいっぱいの流れを味わいながら歩けば、心も体も心地よい気で満たされそう。ダイナミックに流れ落ちる滝や、静かに息づく苔など、見どころが尽きません。
10:40
コケを丸めて"小さな奥入瀬"を作りましょ
奥入瀬渓流散策の拠点、奥入瀬渓流館ではコケ玉作りを体験できます。シダなど好みの植物を選んで、根元をコケでやさしく包んであげましょう。小さなお子様でも、30分ほどあればかわいいコケ玉のできあがり!コケむした岩からシダが生える姿は、まるで"小さな奥入瀬"みたい。自宅の窓際に飾れば、いつでも奥入瀬の思い出がよみがえります。
12:30
ランチはご当地グルメ!香りがそそる「十和田バラ焼き」
旅先で押さえておきたいのがご当地グルメ。十和田市では、古くから地域に根付いている「十和田バラ焼き」がイチオシです。牛バラ肉とたっぷりの玉ねぎを醤油ベースの甘辛いタレで焼く鉄板料理。数ある店の中から、今回はB-1グランプリin郡山で最高賞を受賞した「十和田バラ焼きゼミナール」のアンテナショップ「司バラ焼き大衆食堂」へ。焼き上がりを待つ間のいい香りが食欲を刺激します。おいしく出来上がったバラ焼きは、ご飯やビールと相性バツグン!いくらでも食べられそうです♪
14:00
十和田まちなかアートめぐり(1)
十和田市現代美術館の周辺をはじめとした十和田市街地の屋内外には、アート作品がいっぱいです!官庁街通りや商店街には彫刻作品が点在し、通りを歩くカメラ女子の姿もよく見られます。
また個性的な建物もあり、隈研吾氏設計の市民交流プラザ「トワーレ」が2014年に、安藤忠雄氏が設計した十和田市教育プラザが2015年にオープン。歩きながらアートを見つけることができますよ。商店街には、イベントなどで十和田市を盛り上げる女性たち「TMG48(トワダもてなしガールズ)」の案内所も。おそろいのピンクのスタッフジャンパーを見つけたら声をかけてみて。
十和田まちなかアートめぐり(2)
十和田市街の商店街にある松本茶舗の店先には、「店内に展示室があります」という控えめな看板が。煎茶や茶器などが並ぶ店内の一角に、安斉研究所の“ウマジン”という作品なども展示されています。
また、特筆すべきは地下空間!ハシゴで降りた場所には栗林隆氏の作品があり、神秘的な空間に魅了されるでしょう。作品の詳細や十和田の歴史を丁寧に教えてくれる松本茶舗の店主も、まちなかアートの魅力の一つです。
松本茶舗には年間約5000人が展示を見学し、“第二の美術館”と呼ばれるほど「まちなかアート」の中心的な存在になっています。
15:00
おやつには素材の良さが光るジェラート
自家牧場で育てたジャージー牛のミルクを使い、その日の分だけ手作りしている「ジェラートNAMIKI」。毎朝しぼりたての濃厚なミルクと、自家栽培や地元産の野菜や果物がマッチしたフレーバーがそろっています。お店の周りは花畑や芝生が広がる、とてものどかな空間。おもいっきりリラックスできるので、素材のおいしさが詰まったジェラートの味も格別です。
16:00
地元名物のおみやげなら「道の駅しちのへ」で
おみやげを探すなら地元名物がそろう「道の駅しちのへ」へ。七戸町の銘菓と周辺の特産品が並ぶ物産館には、伝統の和菓子「駒饅頭」や昔ながらの製法で作られた「すごろくあめ」などおみやげにぴったりの品が見つけられます。地元の農産物や加工品が並ぶ産直七彩館で、新鮮な食材を手に入れるのも楽しみ。選りすぐりの逸品を持ち帰って、楽しい旅の余韻に浸りましょう。
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