くるみんマークとは、小子化の改善を推進する厚生労働省が、次世代育成支援対策推進法に基づいて、「子育て支援に積極的な企業・団体」を認定・交付しているマークのことです。
日本旅行は、女性はもちろん、男性の育児休暇取得や、小学校3 年生修了まで期間を延長させた育児短時間勤務制度など、行動計画に基づいた2年間に渡る活動実績と取り組みが評価され、2009年5月に、このくるみんマークを取得しました。
今後も社員一人ひとりの「働きがい」の向上とワーク・ライフ・バランスの実現を、会社全体で進めていきます。
昨年出産し、現在は育児休暇を取得中で、まもなく職場に復帰予定です。元々子供ができても退職せずに働き続けたいと考えていましたし、妊娠がわかったときには、上司も当然のように育児休業制度の取得をアドバイスしてくださいました。休職前は、通勤ラッシュを避けるために通勤時間を1時間ずらしていただけましたし、業務の引き継ぎにも皆協力的で、本当にありがたかったです。
制度を利用してよかったと思うのは、育児中でも社会との繋がりがあり、戻れる場所があるという安心感が持てたこと。また、復職が念頭にあるので、限られた時間の子育てをより充実させることができることです。
復帰後は時間短縮勤務制度を利用するので、職場には協力を仰がなければならない部分も多いと思いますが、最大限自分の出来ることをしたいと思います。また、職場には同性の後輩も増えたので、お手本となるべく、ママ社員の道筋を作っていきたいです。家庭・育児については、夫と協力して、仕事をしていることに甘えることなく、まずは子供第一で、子供との時間を大切にしていきたいです。
社外の友人には、結婚や出産を機に仕事を辞めざるを得なかった人もいる中、ワークライフバランスを支援する制度の整った日本旅行のありがたさを実感しています。
2003~2004年に、育児休暇を一年半とらせていただきました。2004年の10月に復帰し、復帰前と同じ部署(西日本営業本部 営業推進本部店頭チーム)に戻ることができました。
私の所属する部署は比較的男性が多いのですが、子育て経験のある既婚者が多いため、状況については理解していただきやすかったです。現在も、仕事・育児・家庭を両立していることから、後輩女性からの相談を受けることがよくあります。私より後に育児休暇を取得して、もう2人目を授かっている人もいますし、仕事と育児の両立に気がかりを覚えて退職を考えた後輩を励まし思い留めさせたこともあります。日本旅行は元々多くの女性社員が活躍する会社なので、制度についてはきちんと利用できる環境ですし、周囲の理解もあるように思います。
道を作れば周囲の理解も得られますし、主人も思い切り仕事に打ち込んでほしいと言ってくれています。休日は、平日一緒にいる時間が少ない分、好奇心旺盛な娘と一緒にどこにでも出掛けますし、色々なことを経験させてあげたいなと思っています。
家庭と仕事との両立は、楽なことばかりではありません。朝の慌ただしさは戦争のようですし、帰宅したあとにもやることは山積みです。それでも、仕事と家庭との行き来で頭の切り替えができますし、仕事だけ・家庭だけの生活よりも様々な世界と触れることができるのも良いことだと思います。