これを買えば間違いない！熊本県のおすすめお土産10選

熊本県で古くから親しまれてきた郷土を代表するお菓子「いきなり団子」。「いきなり」とは「急に」という意味の熊本弁で、急に来客があってもすぐに出せるという意味に由来しているそう。
熊本名産のサツマイモを小麦粉の生地でくるんで蒸したものが元祖のいきなり団子ですが、今ではアレンジが加わり、サツマイモと餡子を包んで蒸したものが主流となっています。
素朴な甘味で飽きが来ず、思わず「あともうひとつ…」と手が伸びてしまう味わいです。

黒糖の甘味がしっかりと染みこんだ「黒糖ドーナツ棒」は、かりんとうのつくり方にヒントを得て、30年前に考案されました。サクッとしながらもしっとりした食感で、熊本県では老若男女問わず人気のお菓子です。
こだわりの材料でつくられているのがおすすめポイント。沖縄産の含蜜黒糖と国産小麦、フレッシュな植物油脂のみを使用するというこだわりです。
今では黒糖の他に阿蘇ジャージー牛乳や紅芋など、味のバリエーションも増えました。

「朝鮮飴」は、約400年もの歴史を持つ熊本県の伝統的なお菓子です。
昔は「長生飴」や「肥後飴」と呼ばれていました。しかし、戦国時代に熊本県の戦国大名・加藤清正が保存食として文禄・慶長の役に持って行ったことから、朝鮮飴と呼ばれるようになりました。
もち米と水あめ、砂糖で練り上げられており、一般的な飴というよりはお餅のような食感です。やさしい甘味に思わず心がほっこりとするおすすめのお土産です。

熊本県の阿蘇地方で主に生産されている和牛「あか牛」は、熊本旅行では必ず食べて欲しいと言われるグルメのひとつ。
肉はやわらかくジューシーで、それでいて脂肪が控えめという何ともパーフェクトな肉質！ヘルシー志向の方にもおすすめできます。
そんなあか牛の肉を100％使ったハンバーグをお土産として持って行ったら、喜ばれること間違いなし！

お土産の中でおつまみやおかずになるグルメが多い熊本県ですが、テッパンなお土産の筆頭格といえば「辛子蓮根」。
辛子蓮根とは、辛子を混ぜた麦みそを蓮根の穴に詰め、衣をつけて揚げたもの。江戸時代に藩主・細川氏に献上されたという、伝統ある郷土料理なんですよ。病弱な藩主のために考え出されたとあって、滋養強壮にも効果があります。
辛子のツンとした辛味と蓮根のシャキシャキした食感が絶妙。おかずにおつまみにと、大人な味のお土産です。

熊本の銘菓「誉の陣太鼓」は秘伝の蜜で炊き上げた風味豊かな北海道産大納言あずきが、とろけるようなやわらかな求肥を包みます。
特許を取得した紙缶詰製法で太鼓の形に包まれた誉の陣太鼓はフィルムのまま紙製のナイフを入れて、食べやすい大きさで食べることができます。
砂糖・大納言小豆・麦芽糖・餅粉・水飴・寒天・食塩の7つの自然な材料のみでつくる匠の味。
常温でもおいしいですが、冷蔵庫で冷やすとさらにおいしくいただけます。

「武者がえし」は、100層にも折り上げた繊細なパイに、皮をはいだあずき餡を合わせたもの。
ほんのり紫色が美しい甘さ控えめの餡と国産バターたっぷりちょっとしっとりパイ生地がいいコンビネーション。
さらりとした口どけが実に美味しく、お茶だけでなくコーヒーや紅茶とも良く合います。
ネーミングは熊本城の石垣の「武者返し」がモチーフ、商品パッケージには石垣がイラストで描かれています。

熊本の焼酎といえば人吉地方で500年以上の歴史を持つ「球磨焼酎」。米のみを原料として人吉球磨の地下水で仕込む米焼酎は世界的にも認められた数少ない地域ブランド焼酎です。
「鳥飼」「川辺」「しろ」などの焼酎が有名で、料理にも良く合い食中酒としても愛飲されています。
球磨焼酎は蒸留方法や熟成方法によって、味わいに大きな違いが生まれることも魅力です。

熊本名物「太平燕」は、中国から伝わった春雨スープ。
中国の太平燕とは別物のようで、熊本で独自に育まれた太平燕のスープは、鶏ガラスープに、野菜や魚介などの種類豊富な具材、ヘルシーな春雨が入った麺料理。
具材の旨みたっぷりのスープをほどよく吸ったツルツルの春雨の味わいと食感がクセになります。
熊本のほとんどの中国料理店では、メニューに太平燕があり、学校給食でも出されているなど、熊本市民に人気のソウルフードです。

濃厚なとんこつスープに、煎った香ばしい香りが食欲をそそるニンニクチップや黒マー油が特徴の「熊本ラーメン」。トッピングにはキクラゲが入っています。
熊本ラーメンは豚骨を長時間煮込み、さらに鶏ガラと野菜などをブレンドするためマイルドでまろやかな味わいになっています。
人気の名店がお土産用のラーメンを多数販売しているので、自宅に持ち帰って味比べをしてみるのも楽しいですね。