みんなはどう考えている？「コロナ影響による旅行の意識調査」アンケート結果

この度2024年1月1日に発生した能登半島地震により、被害状況によっては営業されていない場合がございます。

Q　これからの旅行選びで魅力的な形態は？

■感染対策は当たり前！

今回実施した5回の調査では、いずれも「感染対策を取られた宿泊施設での宿泊」、「感染対策を取られた公共交通機関での移動」の順に回答が多くありました。
このことから、交通機関や宿泊先での感染対策や、他人との接触を避けたいとする声は一貫して上位を占め、旅行者の感染対策への意識は高いことがわかりました。
宿泊施設だけでなく、移動手段の感染対策も重要なポイントの1つです。
また、「感染対策は当たり前のことなので気にしていない」という声もあり、ウィズコロナ時代の旅行は感染対策なしでは成り立たないと考えられます。
その他、ワクチン接種者への割引やPCR検査サービスとコロナ禍を意識したサービスを求める声もありました。

安心して旅行するための新型コロナウィルス感染予防対策の取組み【まとめ】

お客様が安心して公共交通機関や宿泊施設を利用できるように、各社では、新型コロナウィルスの感染拡大防止に取り組んでいます。その具体的な取組みをご紹介します。

ニューノーマル時代の安心で快適な旅行をするための心得

なかなかこれまでのように旅行しづらい今ですが、今後旅行するときに安心して旅行ができるように旅行の前や旅行中に気を付けたいことをまとめました！ニューノーマル時代の旅行あるあるもご紹介します！

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Q　次の旅行は何がしたいですか？

■グルメ旅を満喫したい！

コロナ禍以前から温泉旅行は根強い人気ですが、このコロナ禍で「飲食」での感染が取り沙汰されており、外食の楽しみを制限されていることからも、グルメ旅による外でおいしいものを食べたいという志向が強まっている傾向にあります。
また5回を通して「温泉でのんびり過ごしたい」と答えた方が最も多かったです。
さらに、自由記述では大浴場やレストランの人数制限を求める声や、露天風呂付客室や部屋食、個室での食事を求める声が多くあり、個人や小グループのみの空間で安心してゆったり過ごしたいというニーズが読み取れます。
一方、春夏へと向かうタイミングの調査では、体験やグランピングなどアウトドア志向が高まりましたが、秋冬にかけての調査では落ち着いています。

たまには贅沢な時間を過ごしたい！露天風呂付客室のある宿

露天風呂付客室はお部屋にお風呂があることで他の人との接触が少ない分、少しでも安心して泊まれるので、最近人気になっています。全国のおすすめの露天風呂付客室のある宿をたくさんご紹介します！

食いしん坊必見！グルメ特集

Q　次の旅行での懸念点はどんなことですか？

■出発前の感染や濃厚接触によるキャンセル料の取り扱いを懸念

2021年9月の調査では、「次の旅行での懸念点」を聞いたところ、「公共交通機関での移動で3密にならないか」が最も多く、次いで「宿泊先での感染対策」、「旅行先の感染拡大状況」、「観光地での混雑」の回答がありました。
「これからの旅行選びで魅力的な形態」と同様に公共交通機関や宿泊先、観光地での感染リスクを懸念される方が多いことがわかります。
これらの懸念点に加え、着目したポイントは、自分や同行者が感染もしくは濃厚接触者となった場合のキャンセル料でした。
万が一、出発前に感染等が発覚した場合にキャンセル料相当のお見舞金が支払われる商品を選ぶなど、心理的負担を軽減し安心して旅行の予約ができる環境を整えることも安全な旅行につながると考えられます。

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Q　あなたにとっての旅行の目的はどのようなことですか？

■「地域ならでは」を求めるものの、「密」になるイベント参加は敬遠傾向

2021年9月の調査では旅行の目的についての調査を行いました。
「地域ならではの食事」や「地域ならではの自然景観、観光」を楽しみにしている方が多いことがわかりました。
また、「自分自身のリフレッシュ」や「家族や同行者の喜んでもらう」ことを目的にあげた方も多く、自粛生活や日々の疲れからリフレッシュすることを望んでいるようです。
一方、コロナ前ではニーズの高かったイベントについては旅行の目的から敬遠される傾向がみられました。
感染リスクを鑑みて多くの人が集まる場所・時期を避けたいという意識や、感染拡大によるイベント中止のリスクが懸念されていることが背景にあるようです。

ウィズコロナ時代の旅行は「超個人型」

しっかりと感染対策が取られている交通機関や宿泊施設を選び、密を避ける行動はウィズコロナ時代における旅行のスタンダードとなります。
そのうえで他人との接触は最低限に抑え、個人や家族などの小規模グループで温泉や食事、観光を楽しむことの両立を求める「超個人型」ニーズが高いことがわかりました。
コロナ疲れからのリフレッシュを求める「心を満たすような旅行」を求める傾向が強まり、感染拡大により長引く自粛生活もワクチン接種の拡大等により、旅行環境に変化が訪れるのではないかという期待感もうかがえます。
消費者の価値基準そのものが変化し、消費行動の中のコンテンツである「旅行」に求めるものに注目できる結果となりました。緊急事態宣言の解除、行動制限の緩和の動きを受け、少しずつ始まった新しい日常での旅行需要の回復は個を中心としたスモールスケールな楽しみを求める「超個人型」がキーワードになりそうです。